こんにちは、
ベッド＆オーダー枕専門店
睡眠環境・寝具指導士
和多屋八代目店長の遠山です。
いま流行りの「睡眠アプリ」って
お使いですか？
スマートホンのアプリで
自分の睡眠を視覚化してくれるんです。
このアプリでは眠りを3段階に分けて、
寝返りなど動いてる時は中断していると判断しています。
睡眠は「浅い眠り」から「深い眠り」と
「レム睡眠」を繰り返しています。
●レム睡眠とは
ラピッド・アイ・ムーブメント睡眠の略で、
目がギョロギョロ動いてる状態で眠っている様子から
名付けられてます。
脳が活性化していますが、
身体が動かないように運動機能のスイッチは切っています。
この時に夢をよく見ると言われています。
●浅い眠りから深い眠りへ
レム睡眠以外（目が動いてない状態）をノンレム睡眠といい、
浅い眠りから深い眠りまで脳波の状態に合わせて4段階あります。
詳しくは脳波を計測しないと分からないので、
一般的なアプリでは「浅い」「深い」のみを判断しています。
スマホ単体で計測するアプリは、
身体の動きを検知して睡眠の状態を判断していますので、
少々大雑把な睡眠グラフになりやすいようです。
もっと詳細に知りたい場合は、
腕時計を着けたり、
マットや枕の下にセンサーを置くタイプがあります。
■時計タイプの睡眠センサー
腕時計タイプで有名なのはアップルウォッチだと思いますが、
今回はデータ精度の高さが評判の
「ポラール」というメーカーをご紹介します。
「ポラール」は世界初のワイヤレス心拍モニターを
開発したフィンランドのメーカーです。
腕時計タイプの心拍計は読み取り不良や誤差が多いのですが、
ポラールはそこを追求しています。
通常の光学式心拍計は読取りが緑色のLEDのみですが
さらに赤色のLEDを加えることで
より深い位置の毛細血管の計測ができ、
血管の状態をより正確に把握できるようになっています。
また、
手の動きで誤差が生じるやすいので
3D加速度センサーに加え、皮膚に接触する電極センサーを搭載し、
皮膚と光学式心拍センサーの接触状況を正確に把握できるようになっています。
2色LED光学センサー、電極センサー、3D加速度センサーという
3つのセンサーを連携させて心拍数計測の精度が格段に向上しているようです。
■マットの下に置く睡眠センサー
時計タイプは、当たり前ですが眠る時に腕に着けてないといけません。
時計をして寝るのはちょっと・・・
という方にオススメなのが
マットレスや敷布団の下に敷くタイプ。
パラマウントベッドの
「アクティブスリープ・アナライザー」。
これは、置いておくだけでOKなんです。
ベッドのマットレスの下や、敷布団の下に置くと
睡眠中の心拍や呼吸を細かく計測してくれます。
もともとパラマウントベッドさんは
医療現場で使われることが多いメーカーさんなんです。
全国の病院の約７０％で採用されているので、
技術や信頼性が非常に高く、安心です。
この「スリープアクティブ・アナライザー」は、
実際に医療用に使われているセンサーを家庭用にしたものです。
病院で使用する睡眠ポリグラフとほとんど変わらない
99％の精度で検出してくれます。
一晩のトータルでの睡眠指数や
平均心拍数、呼吸数、活動量と、1週間の変動がグラフで表示されます。
睡眠中の活動量は、
寝返りをしたり手足を動かした時に記録されます。
このタイプの良い所は、
一度セットするとあとは何もしなくて毎晩計測出来る点です。
次回は、
実際の計測データを検証してみます。
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