あなたに フィットする眠り を考える八代目店長が、
毎月1回、みなさんの ” 眠り ” 素朴な疑問にお答えしていきます。
お楽しみに!
A、寝不足だと感じている子供の割合は 85%とかなり高くなっています。
子供は大人より長い睡眠が必要で、学力に影響が出やすい時期です。
眠ることで勉強した記憶に対する干渉が少なくなり、忘れるスピードも遅くなります。さらに、眠っている間に記憶が整理され、しっかり記憶されます。
アメリカの高校生の調査では、成績の高いグループは夜の10時半頃には眠り、睡眠時間は7時間半以上ありました。それに対し、成績の低いグループは寝る時間が遅く、睡眠時間も少なめでした。
また、日本で小学校高学年を対象にした調査でも、成績上位者の半数以上が夜9時半までに寝ている事がわかりました。それに対し、10時半以降に寝ている子供には、成績上位者は一人もいませんでした。
A、寝ている間に分泌される成長ホルモンは、体や脳を作り、新陳代謝を活性化して成長を促します。
眠っている間にホルモンがたくさん分泌されますが、この中でも最初の深い眠りで分泌される成長ホルモンは、眠ってすぐの深い睡眠時に分泌されます。しかし、深い眠りでないと分泌量が減ってしまいます。
この成長ホルモンは、子供の頃の成長期には成長ホルモンとして活躍し、大人になってからは身体や皮膚を修復して美肌や髪の艶など健康の維持に役立ちます。
A、普段は眠る時間に起きていていると、免疫バランスが崩れやすくなります。
このため、寝不足だと抵抗力が落ちて風邪をひきやすくなります。
メラトニンは、朝起きてから約15~16時間後に増えてきて眠りを促進します。しかし、普段の寝る時間を過ぎても起きていると、部屋の照明やスマホ・テレビの明かりを受けてメラトニンが減ってしまいます。
またこのメラトニンは、眠りを促すとともに身体の酸化を抑える抗酸化作用があり、若返りのホルモンと言われています。さらに、睡眠中に体内を浄化する作用もあり、ストレス緩和・免疫力アップ・コレステロールを下げる働きもあります。
メラトニンが減ってしまうと風邪だけでなく体調不良になりやすくなります。日々の睡眠リズムを整えるためにも、規則正しい生活が基本です。
それではみなさん、
自分に フィットする眠り をみつけて
今月も良い睡眠習慣をお試しください。
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